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ドルコスト平均法(DCA):定期購入で本当にリスクは下がるのか

購入時期を分散すると高値づかみを避けやすくなります。ただし、リスクの高い資産が安全な資産に変わるわけではありません。

戦略2026年10月4日2分で読めます
このページの内容
  1. 仕組み
  2. 減らせるリスク
  3. DCAにできないこと
  4. 賢く使うために

ドルコスト平均法(DCA)とは、一度に全額を投資するのではなく、決まった金額を決まったスケジュールで、たとえば毎月同じ額ずつ投資する方法です。暗号資産の世界ではよく勧められる方法です。確かにある種のリスクは減らせますが、多くの人が思っているリスクとは別のものです。

仕組み

金額が一定なので、価格が安いときには多く、高いときには少なく、自動的に購入することになります。結果として、平均取得単価はその期間の高値と安値の間に収まります。

仮の例で考えてみましょう。価格が$50 → $25 → $40 → $50と動く4か月間、毎月$100ずつ投資したとします。$400で10.5単位を手にし、平均取得単価は約$38になります。1か月目に$50で$400を一括投資していた場合、保有量は8単位です。

価格が50、25、40、50と動く線と、毎月購入した単位数、平均取得単価の線。
仮の例:毎月$100で2、4、2.5、2単位を購入します。$400で10.5単位を手にし、平均取得単価は約$38.10になります。

減らせるリスク

DCAが減らすのはタイミングのリスク、つまり大きな下落の直前に資金をすべて投じてしまうリスクです。また、判断から感情を取り除くこともできます。完璧な日を当てる必要がなく、価格が下がったときに身動きが取れなくなることも少なくなります。

DCAにできないこと

  • リスクの高い資産を安全にするわけではありません。資産が値下がりしたまま回復しなければ、少しずつ買っていても損失は出ます。損失の進み方がゆっくりになるだけです。
  • 上昇相場では出遅れることがあります。同じ仮の例で、価格が$40 → $50 → $60 → $70と動いた場合、DCAで買えるのは約7.6単位ですが、1か月目に一括投資していれば10単位買えていました。価格がおおむね上昇する局面では、早い段階で全額を投資しているほうが有利になりやすいのです。
  • 何を買うべきかは教えてくれません。購入スケジュールよりも、どの資産を選ぶかのほうがはるかに重要です。
上昇する価格の線と、購入した単位数を比べる2本の棒。
仮の例:価格が40 → 70と上昇する場合、毎月購入すると最終的に約7.6単位、1か月目に$400を一括投資すると10単位を購入できます。

賢く使うために

  • 近いうちに必要にならず、大きく値下がりしても耐えられるお金だけを投資しましょう。
  • 調子の悪い月でも続けられる金額と間隔を選びましょう。続けることこそが大切です。
  • 手数料に注意しましょう。少額の購入を何度も繰り返すと、1回でまとめて買うより手数料がかさむことがあります。
  • いつまで続けるのか、どうなったらやめるのかをあらかじめ決めておき、パニックの中で判断しなくて済むようにしましょう。

このページのDCA計算ツールでは、実際の過去価格を使って、さまざまな金額や期間を試すことができます。

学習目的の情報であり、投資助言ではありません。暗号資産は価格変動が大きく、損失が生じる可能性があります。

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